理想のマンション選びその4
カテゴリ: 中古マンション
理想のマンション選びその4まず最初に、共有名義(共有登記)とはどういうものかを簡単にご紹介したいと思います。
不動産の登記は、その不動産の所有関係を公の帳簿に記載し、公開することによって、取引の安全と権利を持つ人の保護を目的としています。したがって、共有登記は、権利を持つ人が複数いた時に、それぞれの持ちを明確にして帳簿に記載することによって、常に各自の持ち分についてはその権利が守られることになります。
あまり不幸な例を出したくないのですが、現実ベースで起こりうるであろう話しです。登記というのが、権利者の保護を目的とする以上、いざというときこそ効力を発揮するということを述べておかなければなりません。もし、夫婦の間に亀裂が生じることが少なからずあります。このとき、実質的には2人で築いてきた財産であったとしても、登記が一方の名義だけであれば、もう一方は一切経理を持たないことになります。例えば、離婚という事態になったとき、この財産の帰結をめぐってトラブルが発生するでしょう。持ち分を明確にしあ共有名義であれば、こうした無用なトラブルを引き起こすことなく、双方の権利に応じて分割するというすっきりした解決が望めます。
ほかにもさまざまなケースが想定されますが、例えばマンションを担保にして、借金をするなどというケースです。この場合も単独名義ならその人の一存で進めることが可能ですが、共有名義であれば、共有者の了承がなければ、担保にすることが出来ません。一方が誤って暴走するというのはありがちなことで、そういう時の歯止めの役割も共有名義は担っています。
